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ビューティー ヘアケア 薄毛コラム

30代男性の薄毛(AGA)に男性ホルモンと遺伝が影響するメカニズム


前回の薄毛の原因は男性ホルモンって本当? 男性型脱毛症(AGA)の名前でも示されているで話したように男性ホルモンが関係していますが、そのほかに遺伝的要素も関係しています。
ここでは、薄毛(AGA)のメカニズムを簡潔にまとめています。
薄毛(AGA)のメカニズムを解く重要なキーワードです。これが薄毛へと繋がっていくのでチェックしてください。

重要なキーワード


テストステロン
DHT ジヒドロテストステロン(ディハイドロテストステロンとも言う)
5αリダクターゼ(5α還元酵素)Ⅰ型&Ⅱ型
男性ホルモンレセプター(受容体)

ハミルトンが男性ホルモンが関与していることを実証した

シーザーやアリストテレスも男性型脱毛症で悩んでいたらしいですが、そのメカニズムが解明されるまで長い年月がかかり1942年にアメリカのホルモン学を専攻していた解剖学者のJ・B・ハミルトンが科学的に実証しました。
内容としては、思春期前後に去勢された人に男性ホルモンのテストステロンを投与し発毛パターンを観察するというもの。
その結果はこのように出ました。

  • 思春期以後に脱毛が発症
  • 思春期前に睾丸除去すると脱毛は発症しない
  • 思春期後に睾丸除去すると脱毛の進行が止まる
  • 去勢時にはすでに脱毛が始まっていた人にテストステロンを投与すると脱毛が再開される

ですが、男性ホルモンによって髭や脇毛なども思春期に大きく発育するのですが、なぜ頭髪を失くす事になるのかはまだわかっていませんでした。
その後、現在の遺伝子の活性化状態を調べることができる分子生物学の進展によってさらに解明が進みました。

男性ホルモンが頭髪を薄毛(AGA)にするメカニズムとは?

男性ホルモンの代表的なものがテストステロンと言います。
テストステロンは毛中を流れて細胞内に入ると、5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。
さらに、このDHTが細胞内の男性ホルモンレセプター(受容体)と結びつくことで、様々な遺伝子群に作用を及ぼす事になります。
遺伝子の中には、毛髪の成長を抑制するTGFβ-1があり、こうした役割を持った遺伝子が働く事で薄毛になっていく事になります。
これが、薄毛(AGA)になるメカニズムです。
次に各重要なキーワードを少し掘り下げて見ていきます。

ジヒドロテストステロンに変化することとどうなる?

テストステロンが5αリダクターゼによりジヒドロテストステロンに変わる事で、男性ホルモンレセプターとの結合性が10倍ほどに強くなります。

5αリダクターゼ(5α還元酵素)のタイプと場所

5αリダクターゼですが、Ⅰ型とⅡ型があります。
Ⅰ型は、人間のあらゆる組織や細胞にあります。
Ⅱ型となると、精嚢、前立腺、外陰部の皮膚といった限られたところにありますが、「前頭部」「髭」と言う男性ホルモンに反応して毛の成長が変化する部位の毛乳頭細胞に特異的に発現しています。

男性ホルモンレセプター(受容体)の場所

さらにポイントなのが、男性ホルモンレセプター(受容体)です。
この男性ホルモンレセプターは、前頭部頭頂部、髭、脇毛の毛包の毛乳頭細胞にありますが、後頭部にはないのです。
AGAで前頭部や頭頂部がハゲても、後頭部や側頭部の毛髪が残るのは男性ホルモンレセプターがないからです。

髭が脱毛しないのは何故なのか?

ここまで見ると謎がありますが、それは髭です。
髭にも5αリダクターゼと男性ホルモンレセプターがある訳ですが、AGAと同じように薄毛になっていく訳ではありません。
前頭部&頭頂部と髭の違いが、毛髪の成長を抑制するTGFβ-1が出ているかどうかです。
これは試験管を使った実験によると次のような結果が出たそうです。

毛の発育を促進するシグナルがでるIGF-1という成長因子がでる
前頭部&頭頂部毛の発育を抑制するシグナルがでるTGFβ-1がでて成長を抑制する

髭では男性ホルモンが増えてくると毛乳頭細胞からIGF-1が出て毛を成長させます。
ところが、前頭部&頭頂部では毛乳頭細胞からはTGFβ-1が出て成長を抑制させてしまっていることがわかったのです。

髭と後頭部が脱毛しない謎、前頭部頭頂部だけが脱毛する理由のまとめ

ここまでの関係をまとめてみます。

薄毛のメカニズムのポイント


テストステロンが5αリダクターゼⅡ型により強力なジヒドロテストステロンに変わることで男性ホルモンレセプターと結合しやすくなる
前頭部や頭頂部には5αリダクターゼⅡ型男性ホルモンレセプターがあってTGFβ-1がでるからハゲる。
後頭部&側頭部では、男性ホルモンレセプターがないからハゲない。
髭は5αリダクターゼⅡ型と男性ホルモンレセプターがあるけどIGF-1がでるから成長する。

DHTになっても男性ホルモンレセプターが無いからハゲなかったり、逆に髭ならIGF-1が出る様になるからより濃くなっていくったりするんですね。
そして、男性型脱毛症AGAでは、前頭部&頭頂部に5αリダクターゼと男性ホルモンレセプターがあり、強力なジヒドロテストステロンが男性ホルモンレセプターと結合し、TGFβ-1が出るために脱毛が引き起こされることがわかりました。

男性ホルモンレセプターの有無がキーポイント

ところが、全ての男性が男性型脱毛症AGAになるわけではありません。
5αリダクターゼ2型によりジヒドロテストステロンに変化することが始まりとなるわけですが、そもそも男性ホルモンレセプターが無ければ、前頭部&頭頂部の毛乳頭細胞からTGFβ-1が出てこないのです。
それは、後頭部や側頭部がAGAにならないのと同じです。
つまり、最後のポイントとして、男性ホルモンレセプターが遺伝的に発現しているかどうかも重要な鍵となっています。
同じAGAでもハゲ方が違かったり、同じ年代でもAGAだったりフサフサだったりする理由には、男性ホルモンレセプターが遺伝的に持っているかどうかも影響しているのです。

さいごに

以上、30代男性の薄毛(AGA)に男性ホルモンと遺伝が影響するメカニズムの説明でした。
薄毛のメカニズムを知ることで、AGAの治療方法がどのような仕組みで効果が出るかということもわかってきます。

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